ソフトバンクグループ株式会社
9984孫正義氏が経営する投資会社です。世界中のAI・テクノロジー企業に投資しており、特にAI半導体の設計会社「Arm」をほぼ丸ごと持っています。
- 1.電話会社ではなく、AIやテクノロジー企業に投資する会社です。
- 2.AI半導体のArmを保有しており、AI需要拡大で価値が急上昇しています。
- 3.業績の良し悪しは投資先の株価次第で、過去には数年連続で赤字になったこともあります。
- 4.借金が非常に多く、リスクの高い銘柄として理解したうえで投資判断が必要です。
AI サマリー
AIブームを追い風にビジョン・ファンドの投資先評価額が大幅回復。2025年度の純利益は1兆8,200億円と過去最高水準を達成しました。ただし過去には投資損失で大幅な赤字を計上しており、業績の振れ幅が極めて大きい特性があります。
英Arm Holdingsの株価上昇でビジョン・ファンドの含み益が急拡大。生成AIへの投資拡大を宣言し、孫正義氏が「人工超知性(ASI)」への投資に注力すると発言。OpenAIとの関係強化も話題となっています。
株式・ファンドへの投資リターンが業績の大半を占めるため、市場環境次第で利益が激しく変動します。有利子負債が巨額で、金利上昇時の利息負担増加にも注意が必要です。
投資スコア
AI投資の成功でV字回復中ですが、業績の振れ幅が激しくリスクが高い銘柄です。孫正義氏のビジョン次第で株価が大きく動く、個性的な企業です。
主要財務指標
2025期(最新)収益
売上高
7.1兆円
企業の総売上
営業利益
9500億円
本業の稼ぎ
経常利益
9500億円
経常的な利益
純利益
1.8兆円
最終的な利益
効率性
ROE
高水準17.0%
株主資本に対するリターン
ROA
標準3.6%
総資産に対するリターン
自己資本比率
注意21.7%
財務の安定性
その他
EPS
黒字882円
1株あたり利益
BPS
5,570円
1株あたり純資産
配当性向
20.4%
利益のうち配当の割合
FCF
マイナス-3000億円
自由に使えるお金
業績推移(過去5期)
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | ROE | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 6.2兆円 | -190億円 | -1.7兆円 | -15.0% | -856.2円 |
| 2022 | 6.2兆円▼0.1% | -4500億円 | -9700億円 | -11.7% | -469.3円 |
| 2023 | 6.1兆円▼2.0% | 2200億円 | 9451億円 | 11.0% | 456.2円 |
| 2024 | 6.8兆円▲11.0% | 5800億円 | 4620億円 | 4.8% | 224円 |
| 2025最新 | 7.1兆円▲5.0% | 9500億円 | 1.8兆円 | 17.0% | 882円 |
企業ヘルスチェック
AI投資で急回復中ですが、巨額負債と業績の不安定さがリスクです。
診断項目
純利益は-1.7兆円から+1.8兆円まで激しく変動。
投資ファンドの損益が業績を大きく左右するため、毎年の予測が非常に難しい企業です。
有利子負債は20兆円超。自己資本比率は21%台。
大きな借金を抱えており、金利が上がると返済負担が増える点に注意が必要です。
Arm(AI半導体IP)を9割以上保有。AIブームで株価が急騰。
AI需要の恩恵を最も直接的に受けられる資産構成になっています。
孫正義氏の判断一つで巨額投資・売却が行われる集権的な経営スタイル。
経営の透明性が低く、予期せぬ大型投資で財務状況が急変することがあります。
注目タイムライン
Arm株の動向とビジョン・ファンドの投資先評価が直近の業績に直結します。
生成AI・ASI関連投資の成果が数年以内に問われます。
AIインフラ投資の覇権を握れるかどうかが長期の評価を決めます。
学びのポイント
AIブームの恩恵を最大限に受けられる資産構成を持つ一方、財務リスクと業績変動の大きさは要注意です。高リスク・高リターン型の銘柄として位置づけられます。
リスク診断
投資先の株価下落や市場環境の悪化で業績が急激に悪化するリスクが高く、過去に1〜2兆円規模の赤字を計上した実績があります。
有利子負債が数十兆円規模に上り、金利上昇局面では利息負担が急増します。
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