KDDI株式会社
9433「au」ブランドで知られる通信会社ですが、今は携帯電話だけでなく金融(au PAY)・電力・DXサービスなど生活全般に関わる事業を展開しています。
- 1.24年間連続で配当金を増やし続けている、日本を代表する高配当株です。
- 2.スマホ決済「au PAY」が3,500万人超のユーザーを持つ大きなサービスに成長しました。
- 3.ROEが17〜20%と通信業界で国内最高水準の収益性を持っています。
- 4.携帯料金の値下げ圧力が続いており、通信事業の成長には限りがある点に注意です。
AI サマリー
au(携帯)・UQ mobile・auひかりなど通信サービスと、auフィナンシャル(金融)・auエネルギー(電力)など非通信事業の複合成長モデル。ROEは17〜20%と通信業界で最高水準を維持。24期連続増配を達成しています。
生成AIを活用した法人向けDXサービスが急成長。スマホ決済「au PAY」のユーザー数が3,500万人超に拡大。ローソンとの資本業務提携を深化させ、流通・金融の融合を推進中。
携帯料金の値下げ圧力が続いており、モバイル収益の成長が鈍化傾向にあります。通信インフラへの設備投資(5G・光ファイバー)が大きく、フリーキャッシュフローを圧迫しています。
投資スコア
通信を基盤に金融・DX・エネルギーへ事業拡大する安定成長企業。高いROEと連続増配が長期投資家に支持されています。
主要財務指標
2025期(最新)収益
売上高
5.9兆円
企業の総売上
営業利益
1.1兆円
本業の稼ぎ
経常利益
1.1兆円
経常的な利益
純利益
7400億円
最終的な利益
効率性
ROE
高水準17.4%
株主資本に対するリターン
ROA
高水準6.6%
総資産に対するリターン
自己資本比率
普通38.6%
財務の安定性
その他
EPS
黒字220.5円
1株あたり利益
BPS
1,311円
1株あたり純資産
配当性向
41.8%
利益のうち配当の割合
FCF
余裕あり5100億円
自由に使えるお金
業績推移(過去5期)
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | ROE | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 5.3兆円 | 9700億円 | 6500億円 | 20.0% | 193.9円 |
| 2022 | 5.4兆円▲2.5% | 1.0兆円 | 6830億円 | 19.2% | 203.5円 |
| 2023 | 5.7兆円▲4.1% | 1.0兆円 | 6900億円 | 18.1% | 205.4円 |
| 2024 | 5.7兆円▲0.0% | 1.0兆円 | 7090億円 | 17.6% | 211.4円 |
| 2025最新 | 5.9兆円▲4.0% | 1.1兆円 | 7400億円 | 17.4% | 220.5円 |
企業ヘルスチェック
ROE17〜20%・24期連続増配という実績が際立つ、通信業界トップクラスの優良企業です。
診断項目
ROE17〜20%。通信業界で国内最高水準。
モバイル×金融×エネルギーの複合モデルで高い資本効率を実現しています。
24期連続増配。配当利回りは3%超。
NTTを上回る増配実績を持ち、長期保有向けの安定高配当株として人気があります。
au PAY・フィナンシャル・エネルギーが成長中。
通信以外の事業が業績の新たな柱として育ってきています。
5G・光の設備投資が大きくFCFを圧迫している。
通信インフラは初期投資が大きく、投資フェーズが続く中でFCFが低めになっています。
注目タイムライン
ローソンとの連携効果とau PAYの収益化進捗が直近の注目点です。
法人DX・スマートシティ・エネルギー管理での差別化が中期成長を牽引します。
通信×金融×流通×エネルギーを融合させた「総合生活サービス」企業への進化が長期の評価を決めます。
学びのポイント
KDDIは通信を基盤に多角化を進める日本有数の安定優良株です。圧倒的な連続増配実績と高ROEが評価ポイントで、長期保有に最も適した銘柄の一つと言えます。
リスク診断
政府の携帯料金値下げ要請が継続しており、モバイル事業の収益成長に上限があります。
5G・光通信インフラへの大規模設備投資が続いており、キャッシュフロー負担が大きいです。
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