三菱地所株式会社
8802東京・丸の内や大手町に多数のオフィスビルを持つ「丸の内の大家さん」と呼ばれる大手不動産会社です。日本のビジネス中心地に集中した高品質な不動産ポートフォリオが強みです。
- 1.丸の内・大手町という日本最高格の立地にオフィスビルを多数保有しています。
- 2.外資系企業の東京拠点拡大でオフィス需要が旺盛で、賃料収入が堅調に増加しています。
- 3.5年間で売上が40%増加し、海外不動産投資も拡大中です。
- 4.大量の借入(有利子負債)を抱えており、金利上昇の影響を強く受ける点が懸念です。
AI サマリー
丸の内・大手町エリアを中心に都心一等地のオフィスビル賃貸を展開する大手不動産会社。「丸の内の大家さん」と称されるほど東京中心部に集中したポートフォリオが特徴。売上高は5年間で1.3兆円から1.8兆円へ40%増加。
丸の内再開発プロジェクト(丸の内NEXT)が完成し、テナントが順調に入居。外資系金融・IT企業の東京拠点強化でオフィス需要が堅調。海外(米国・欧州)の不動産投資も拡大中。
金利上昇は不動産ファイナンスのコスト上昇につながります。また丸の内エリアへの集中リスク(エリア特化によるポートフォリオの偏り)もあります。
投資スコア
丸の内という日本最高格の不動産を保有する老舗大手。安定した賃貸収益と金利リスクが評価の焦点です。
主要財務指標
2025期(最新)収益
売上高
1.8兆円
企業の総売上
営業利益
2600億円
本業の稼ぎ
経常利益
2350億円
経常的な利益
純利益
1820億円
最終的な利益
効率性
ROE
標準9.6%
株主資本に対するリターン
ROA
標準2.1%
総資産に対するリターン
自己資本比率
注意22.9%
財務の安定性
その他
EPS
黒字134円
1株あたり利益
BPS
1,467円
1株あたり純資産
配当性向
22.4%
利益のうち配当の割合
FCF
マイナス-480億円
自由に使えるお金
業績推移(過去5期)
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | ROE | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 1.3兆円 | 1640億円 | 1100億円 | 7.5% | 80.9円 |
| 2022 | 1.4兆円▲11.0% | 1870億円 | 1250億円 | 8.0% | 91.8円 |
| 2023 | 1.6兆円▲10.7% | 2120億円 | 1450億円 | 8.7% | 106.6円 |
| 2024 | 1.7兆円▲7.5% | 2380億円 | 1650億円 | 9.3% | 121円 |
| 2025最新 | 1.8兆円▲6.0% | 2600億円 | 1820億円 | 9.6% | 134円 |
企業ヘルスチェック
丸の内の超一等地不動産を保有しますが、金利上昇リスクと高レバレッジが懸念です。
診断項目
5年間で売上が40%増。丸の内再開発と海外不動産が成長けん引。
大型再開発プロジェクトの完成と外資系テナントの入居増が業績拡大に貢献しています。
ROEが7〜10%台で改善中。不動産会社として標準的な水準。
賃貸収益は安定していますが、高レバレッジのため資本効率が制限されています。
自己資本比率21〜23%。不動産業特有の高レバレッジ経営。
丸の内再開発への継続投資で借入が多い状態が続いています。
丸の内・大手町という日本最高格の立地が長期的な資産価値を担保。
東京のビジネス中心地としての地位は長期にわたって安定しています。
注目タイムライン
丸の内の新規ビルへのテナント入居率とオフィス賃料水準が直近業績を決めます。
海外不動産投資(米国・欧州)の収益貢献と金利環境が中期の評価軸です。
丸の内ブランドの持続的な価値向上と次世代スマートシティ構想の実現が長期評価を決めます。
学びのポイント
三菱地所は丸の内・大手町という日本最高格の不動産ポートフォリオを保有する老舗大手です。高いブランド力と安定した賃貸収益を持ちますが、金利リスクと高レバレッジが評価の課題です。
リスク診断
大量の有利子負債を抱えており、金利上昇局面では利払い負担が増加します。
丸の内・大手町エリアへの集中によるポートフォリオの偏りがリスクとして挙げられます。
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