三井物産株式会社
8031鉄鉱石・LNG・銅などの資源から食料・インフラまで、世界中で取引や権益保有を行う総合商社です。世界最高の投資家ウォーレン・バフェット氏が大量に株を持っていることで有名になりました。
- 1.世界の著名投資家バフェット氏が投資している日本の商社株の一つです。
- 2.鉄・銅・天然ガスなどの資源を世界中から仕入れ、取引する会社です。
- 3.純利益が5年間で3倍以上に拡大し、ROE16〜20%と非常に高い収益性を示しています。
- 4.資源価格が下落すると業績が落ちやすい点には注意が必要です。
AI サマリー
資源・エネルギー・食料など幅広い分野に投資する総合商社。鉄鉱石・LNG・銅など資源価格の高騰を追い風に純利益が5年間で約3倍に拡大し、2024〜2025年度は1.2兆円超を達成。バフェット氏の投資で注目度が急上昇しました。
ウォーレン・バフェット率いるバークシャーが日本の5大商社株を追加取得しており、三井物産も保有比率が上昇。銅・リチウムなど脱炭素に必要な資源への投資を加速。インフラ・ヘルスケアへの事業転換も進行中。
資源価格(鉄鉱石・銅・LNG)の下落が業績に直撃するリスクがあります。また地政学リスクによるサプライチェーン寸断も懸念されます。
投資スコア
バフェット効果と脱炭素トレンドで注目度が急上昇。高い収益性と積極的な株主還元が評価されています。
主要財務指標
2025期(最新)収益
売上高
14.8兆円
企業の総売上
営業利益
5600億円
本業の稼ぎ
経常利益
7200億円
経常的な利益
純利益
1.2兆円
最終的な利益
効率性
ROE
高水準16.8%
株主資本に対するリターン
ROA
高水準6.7%
総資産に対するリターン
自己資本比率
普通41.1%
財務の安定性
その他
EPS
黒字676円
1株あたり利益
BPS
4,283円
1株あたり純資産
配当性向
22.5%
利益のうち配当の割合
FCF
余裕あり6800億円
自由に使えるお金
業績推移(過去5期)
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | ROE | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 10.2兆円 | 2850億円 | 3920億円 | 9.3% | 220.6円 |
| 2022 | 13.6兆円▲33.9% | 5020億円 | 6680億円 | 13.6% | 376円 |
| 2023 | 13.6兆円▼0.1% | 5130億円 | 1.1兆円 | 20.0% | 633円 |
| 2024 | 14.3兆円▲5.2% | 5420億円 | 1.2兆円 | 18.3% | 664円 |
| 2025最新 | 14.8兆円▲3.5% | 5600億円 | 1.2兆円 | 16.8% | 676円 |
企業ヘルスチェック
バフェット銘柄として世界的に注目。高ROEと積極的な株主還元が際立ちます。
診断項目
純利益が5年間で3,920億円から1兆2,000億円超へ約3倍に拡大。
資源価格高騰と事業投資の果実が大幅な利益増につながっています。
ROEは16〜20%台。総合商社で最高水準の一つ。
資源・非資源のバランスが良く、高い資本効率を実現しています。
自己資本比率は34〜41%に改善傾向。利益の積み上げで財務が強化中。
資源投資のために借入を活用しますが、自己資本が着実に積み上がっています。
業績の多くが資源価格に連動する。価格下落時は利益が急減。
鉄鉱石・LNG・銅の価格変動が業績のボラティリティを高めています。
注目タイムライン
鉄鉱石・銅の国際価格と中国需要の動向が直近業績に直結します。
脱炭素関連資源(銅・リチウム)への投資成果が中期の収益を左右します。
資源から非資源(インフラ・ヘルスケア)への事業転換が長期の安定性を決めます。
学びのポイント
三井物産はバフェット氏が高く評価する日本の総合商社の雄です。脱炭素資源への先行投資と高い収益力が評価される一方、資源価格変動リスクへの理解が必要です。
リスク診断
資源価格(鉄鉱石・LNG・銅)が下落した場合、利益が急減するリスクがあります。2015〜2016年の資源安では大幅減益を経験しました。
海外の権益先(豪州・チリ・中東など)での地政学リスクが潜在的に存在します。
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