TDK株式会社
6762スマートフォンや電気自動車に使う電子部品(コンデンサ・コイル等)と電池を世界に供給する会社です。電気自動車の普及に伴い、「全固体電池」という次世代の電池開発でも注目を集めています。
- 1.スマホ・EV・AIデバイス向け電子部品と電池の世界的メーカーです。
- 2.次世代EVバッテリー「全固体電池」の開発で世界最先端レベルにいます。
- 3.5年間で売上が60%増加し、EV・AI時代の恩恵を享受しています。
- 4.スマホ市場の在庫調整で短期的に業績が変動しやすい点に注意が必要です。
AI サマリー
電子部品(積層セラミックコンデンサ・磁気デバイス)とエネルギー(二次電池)を主力とする電子部品メーカー。スマートフォン・EV・IoT向けに幅広く部品を供給。売上高は5年間で1.4兆円から2.3兆円へ60%増加しています。
EV向けの車載電池(二次電池)と全固体電池の開発が注目を集める。スマートフォン・AI端末向けの電子部品需要も回復基調。全固体電池では世界最先端の技術を持ち、次世代EV市場での主要サプライヤーを目指しています。
電子部品市場は在庫調整サイクルの影響を受けやすいです。EV向け電池は開発・量産コストが高く、収益化のタイミングによっては期待に沿えない可能性もあります。
投資スコア
EV・AI時代の電子部品・電池サプライヤーとして注目される成長企業。全固体電池が長期の評価を左右します。
主要財務指標
2025期(最新)収益
売上高
2.3兆円
企業の総売上
営業利益
1750億円
本業の稼ぎ
経常利益
1830億円
経常的な利益
純利益
1380億円
最終的な利益
効率性
ROE
高水準10.7%
株主資本に対するリターン
ROA
標準4.9%
総資産に対するリターン
自己資本比率
普通46.6%
財務の安定性
その他
EPS
黒字359円
1株あたり利益
BPS
3,515円
1株あたり純資産
配当性向
16.7%
利益のうち配当の割合
FCF
余裕あり1120億円
自由に使えるお金
業績推移(過去5期)
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | ROE | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 1.4兆円 | 900億円 | 710億円 | 8.0% | 185円 |
| 2022 | 1.9兆円▲34.1% | 1450億円 | 1130億円 | 11.1% | 294.1円 |
| 2023 | 2.0兆円▲3.3% | 1270億円 | 980億円 | 8.8% | 255円 |
| 2024 | 2.1兆円▲6.7% | 1480億円 | 1150億円 | 9.7% | 299円 |
| 2025最新 | 2.3兆円▲8.6% | 1750億円 | 1380億円 | 10.7% | 359円 |
企業ヘルスチェック
EV・AI向け電子部品と全固体電池という次世代技術で成長する電子部品メーカーです。
診断項目
5年間で売上が60%増。EV・AI端末向け電子部品が成長をけん引。
EV・AI・IoTというデジタル化の潮流が電子部品・電池需要を強力に後押ししています。
ROEが8〜11%台で改善基調。電子部品メーカーとして良水準。
高付加価値製品へのシフトと売上拡大でROEが着実に改善しています。
自己資本比率43〜47%。電子部品メーカーとして標準的な水準。
研究開発・設備投資を続けながら健全な財務バランスを維持しています。
電子部品市場の在庫調整サイクルで短期業績が変動しやすい。
スマホ・PC市場の在庫調整に業績が連動する短期リスクがあります。
注目タイムライン
スマートフォン・AI端末向け電子部品の在庫サイクル回復と受注動向が直近業績を左右します。
EV向け車載電池の量産拡大と全固体電池の実用化が中期の成長ドライバーです。
全固体電池の量産化成功がTDKの長期評価を決定的に左右します。
学びのポイント
TDKはEV・AI・IoT時代に不可欠な電子部品と電池を供給する成長企業です。全固体電池という次世代技術での世界首位を目指しており、長期の成長ポテンシャルが高い銘柄です。
リスク診断
電子部品の在庫調整サイクルが短期業績に影響します。スマホ・PC市場の動向次第で需要が変動。
全固体電池の量産化・収益化が期待より遅れた場合、市場の失望を招くリスクがあります。
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