株式会社ブリヂストン
5108車のタイヤで世界首位クラスのシェアを持つ日本の企業です。ミシュラン(フランス)とともに世界のタイヤ市場をリードしており、日本・北米・欧州・アジアで幅広くビジネスを展開しています。
- 1.タイヤの世界トップシェア企業で、世界中の車に自社タイヤが使われています。
- 2.安い大衆向けタイヤから高性能プレミアムタイヤへのシフトで利益率が大幅改善しました。
- 3.電気自動車向けの専用タイヤ開発を積極的に進めています。
- 4.天然ゴムの価格が上がるとコストが増えて利益が減ることがあります。
AI サマリー
タイヤで世界シェアトップ(ミシュランと首位を争う)。高性能・プレミアムタイヤへの転換で利益率が大幅改善。売上高は5年間で3.0兆円から4.7兆円へ58%増加し、ROEは12〜13%台で安定しています。
EV向けの低抵抗タイヤや大型トラック向けプレミアムタイヤが好調。タイヤのデータを活用したソリューション事業(モニタリング・メンテナンス)も成長中。2025年度も増益予想が継続。
天然ゴムの価格変動が原材料コストに直接影響します。また中国系メーカーとの価格競争が新興国市場で激化しています。EVの普及でタイヤの摩耗パターンが変化し、製品変革への対応が求められます。
投資スコア
タイヤ世界王者として安定した収益を誇ります。プレミアム化とEV対応という変革が進んでおり、中長期の成長が期待できます。
主要財務指標
2025期(最新)収益
売上高
4.7兆円
企業の総売上
営業利益
5580億円
本業の稼ぎ
経常利益
5740億円
経常的な利益
純利益
4280億円
最終的な利益
効率性
ROE
高水準13.2%
株主資本に対するリターン
ROA
高水準7.2%
総資産に対するリターン
自己資本比率
安定55.7%
財務の安定性
その他
EPS
黒字645円
1株あたり利益
BPS
5,126円
1株あたり純資産
配当性向
24.2%
利益のうち配当の割合
FCF
余裕あり3750億円
自由に使えるお金
業績推移(過去5期)
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | ROE | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 3.0兆円 | 2840億円 | 2080億円 | 8.7% | 312円 |
| 2022 | 4.1兆円▲38.2% | 4680億円 | 3420億円 | 12.8% | 516円 |
| 2023 | 4.4兆円▲7.7% | 5060億円 | 3800億円 | 13.3% | 574円 |
| 2024 | 4.5兆円▲2.7% | 5310億円 | 4020億円 | 13.2% | 607円 |
| 2025最新 | 4.7兆円▲3.3% | 5580億円 | 4280億円 | 13.2% | 645円 |
企業ヘルスチェック
タイヤ世界首位の競争優位とプレミアム化による利益率改善が際立ちます。
診断項目
5年間で売上高が58%増。プレミアムタイヤへの転換が奏功。
高付加価値製品へのシフトと円安効果が売上・利益の改善につながっています。
ROEが12〜13%台で安定。製造業として高水準。
プレミアム化で収益性が改善し、タイヤメーカーとして世界最高水準のROEを実現。
自己資本比率52〜56%。製造業として健全な水準。
設備投資を続けながらも、堅実な財務バランスを維持しています。
天然ゴム・合成ゴムの価格変動が原価に直接影響する。
資源価格の急騰時にコストが上昇し、利益率を圧迫することがあります。
注目タイムライン
天然ゴム価格と北米・欧州の自動車販売台数が直近業績を左右します。
EV向けタイヤとモニタリングサービスの拡大が中期の成長ドライバーです。
自動運転時代のタイヤソリューション(走行データ活用)が長期の競争優位を決めます。
学びのポイント
ブリヂストンはタイヤ世界王者として、EV対応とプレミアム化を進める優良企業です。安定した収益性と成長性のバランスが取れた、長期保有向けの銘柄です。
リスク診断
天然ゴム価格の上昇が原材料コストを押し上げ、利益率を圧迫するリスクがあります。
中国系タイヤメーカーの台頭で新興国市場での競争が激化しています。
関連ニュース
ブリヂストン、EV向けタイヤで世界首位を狙う
EV専用の低転がり抵抗タイヤの開発を加速し、次世代市場でのリーダーシップを目指す方針を発表。
プレミアムタイヤへの転換で利益率が大幅改善
安値競争からプレミアム市場へのシフトが成功し、営業利益率が12%台に改善。
本ページの情報は投資勧誘を目的とするものではありません。データはスナップショット(固定値)であり現在の市場状況を反映しない場合があります。