テルモ株式会社
4543心臓病の治療や糖尿病の管理に使う医療機器を世界に供給する会社です。病院で使う細い管(カテーテル)や血糖管理デバイスなどを作り、欧米・アジアの病院に納入しています。
- 1.心臓病治療用カテーテルと糖尿病ケア機器で世界的なシェアを持ちます。
- 2.5年間で売上が66%増加し、2025年度に初めて売上1兆円を突破しました。
- 3.世界的な高齢化・生活習慣病の増加が長期の需要拡大につながっています。
- 4.自己資本比率60%超と財務健全性が高く、安定した収益を上げています。
AI サマリー
心臓血管治療・糖尿病ケア向けの医療機器を世界に供給する医療機器メーカー。カテーテル・人工心肺などで高い世界シェアを持ち、売上高は5年間で6,484億円から1兆800億円へ66%増加。ROEは11〜14%台で安定成長が続いています。
心臓カテーテル(血管治療用)とインスリンポンプ(糖尿病向け)が世界各国で採用拡大。米国・欧州での高齢化と生活習慣病の増加が追い風に。2025年度に売上高が初めて1兆円を突破しました。
医療機器は各国の薬事承認が必要で規制変更リスクがあります。為替(ドル・ユーロ)の変動が海外売上の円換算に影響します。
投資スコア
心臓血管・糖尿病ケアの医療機器で世界展開する優良企業。世界的な高齢化という長期追い風を受けて安定成長が続いています。
主要財務指標
2025期(最新)収益
売上高
1.1兆円
企業の総売上
営業利益
1720億円
本業の稼ぎ
経常利益
1780億円
経常的な利益
純利益
1400億円
最終的な利益
効率性
ROE
高水準13.8%
株主資本に対するリターン
ROA
高水準8.3%
総資産に対するリターン
自己資本比率
安定61.8%
財務の安定性
その他
EPS
黒字220円
1株あたり利益
BPS
1,684円
1株あたり純資産
配当性向
13.6%
利益のうち配当の割合
FCF
余裕あり1280億円
自由に使えるお金
業績推移(過去5期)
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 | ROE | EPS |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021 | 6484億円 | 910億円 | 720億円 | 11.3% | 113.5円 |
| 2022 | 7244億円▲11.7% | 1050億円 | 830億円 | 11.9% | 130.9円 |
| 2023 | 8725億円▲20.4% | 1300億円 | 1050億円 | 13.0% | 165.5円 |
| 2024 | 9800億円▲12.3% | 1520億円 | 1220億円 | 13.3% | 192円 |
| 2025最新 | 1.1兆円▲10.2% | 1720億円 | 1400億円 | 13.8% | 220円 |
企業ヘルスチェック
心臓血管・糖尿病領域の医療機器で世界展開する安定成長企業です。
診断項目
5年間で売上が66%増。欧米・アジアでの医療機器需要拡大が継続。
高齢化と生活習慣病の世界的な増加が長期の需要成長を支えています。
ROEが11〜14%台で着実に改善。医療機器業界で高水準。
高付加価値製品と世界シェアの拡大で収益性が着実に向上しています。
自己資本比率60%超。借入が少なく財務が非常に健全。
安定したキャッシュフローで研究開発と株主還元を両立しています。
医療機器規制のリスクは低い。為替変動の影響は管理可能な範囲。
医療機器の需要は景気に左右されにくく、安定した収益が期待できます。
注目タイムライン
心臓カテーテルと糖尿病デバイスの新製品投入と欧米での採用拡大が直近のカギです。
AI・IoTを活用したスマート医療機器への転換が中期の成長テーマです。
世界の高齢化加速という長期トレンドを背景に、医療機器需要の拡大が長期成長を支えます。
学びのポイント
テルモは心臓血管・糖尿病という世界的に需要が拡大する医療領域で強みを持つ優良企業です。高い財務健全性と安定した成長を兼ね備えた長期保有向けの銘柄です。
リスク診断
各国の医療機器規制(薬事承認)の変更が製品販売に影響する可能性があります。
海外売上の比率が高く、円高時に円換算収益が減少するリスクがあります。
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