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信越化学工業株式会社

4063
TSE化学
どんな会社?

スマートフォンやPCの頭脳部分(半導体)を作るのに必要な「シリコンウェーハ」という素材の世界大手メーカーです。また水道管や建材に使われる塩化ビニル(塩ビ)でも世界屈指のシェアを持ちます。

ざっくりまとめ
  1. 1.AI・半導体ブームの恩恵を直接受けられる素材メーカーです。
  2. 2.売上の約4割が利益になる、化学業界で世界トップの収益力です。
  3. 3.借金がほぼゼロで、財務の健全性がキーエンスと並び国内トップクラスです。
  4. 4.半導体市場が低迷する時期には業績が落ちやすい点には注意です。

AI サマリー

業績

営業利益率は約38〜41%と化学業界で世界最高水準。自己資本比率86%超・ROE15%超を同時に達成しており、財務体質と収益力を両立している稀有な企業です。半導体用シリコンウェーハで世界シェア約30%を握ります。

ニュース

AI・データセンター向け半導体の需要急拡大で、シリコンウェーハの需要が高水準を維持。塩ビ(PVC)はアジア需要が回復基調。2025年度も増益予想が続いています。

リスク

半導体市場の調整局面ではシリコンウェーハ需要が減少するリスクがあります。為替(円安恩恵大)の変動や、中国の塩ビ増産による価格競争も注視が必要です。

投資スコア

88/100
ポジティブ

財務健全性と収益力を最高水準で両立する「超優良企業」。AI需要の追い風も加わり、長期投資家から最も支持される銘柄の一つです。

1営業利益率38〜41%という化学業界で世界トップの収益性。
2自己資本比率86%超で財務体質が極めて健全。
3シリコンウェーハで世界シェア約30%の圧倒的な競争優位。
4AI需要の恩恵を直接受けられるビジネスモデル。

主要財務指標

2025期(最新)

収益

売上高

2.9兆円

企業の総売上

営業利益

1.1兆円

本業の稼ぎ

経常利益

1.1兆円

経常的な利益

純利益

8760億円

最終的な利益

効率性

ROE

高水準

15.3%

株主資本に対するリターン

ROA

高水準

13.2%

総資産に対するリターン

自己資本比率

安定

86.4%

財務の安定性

その他

EPS

黒字

4,490円

1株あたり利益

BPS

31,010円

1株あたり純資産

配当性向

13.4%

利益のうち配当の割合

FCF

余裕あり

6950億円

自由に使えるお金

業績推移(過去5期)

年度売上高営業利益純利益ROEEPS
20211.6兆円4870億円3650億円11.3%1,870
20222.1兆円30.7%7447億円5687億円15.6%2,917
20232.3兆円8.8%8177億円6383億円14.7%3,271
20242.6兆円12.8%9849億円7834億円15.6%4,016
2025最新2.9兆円10.5%1.1兆円8760億円15.3%4,490

企業ヘルスチェック

90/100
良好

利益率・財務健全性・市場シェアの三拍子が揃った、化学業界の最優良企業です。

診断項目

営業利益率

営業利益率は38〜41%。化学業界で世界最高水準。

売上の4割近くが利益として残る驚異的な収益力です。

自己資本比率

自己資本比率86%超。借入がほぼなく無借金経営に近い。

キーエンスと並ぶ超健全財務。いかなる不況でも倒産リスクは極めて低いです。

売上・利益の成長

売上高が5年で1.6兆円から2.9兆円へ約79%増加。利益も同比率で拡大。

半導体とPVC事業の両輪で着実な成長を続けています。

半導体サイクルリスク

売上の半分を占めるシリコンウェーハは半導体需要に連動する。

半導体市場の調整期には業績が一時的に落ち込む可能性があります。

注目タイムライン

直近

AI半導体向けウェーハ需要の継続と半導体在庫水準が直近の業績に直結します。

中期

次世代半導体(GAA・3D積層)向けの高品質ウェーハ需要が中期の成長ドライバーです。

長期

半導体産業の長期成長と塩ビ事業の安定収益の組み合わせが強固な基盤を提供します。

学びのポイント

スマホやPCのCPUを作る際に必要な「シリコンウェーハ」の世界シェアが約30%です。
利益率と財務健全性のバランスが日本株随一と言われるほど優秀な会社です。
塩ビ(水道管・建材など)事業も持っており、半導体と生活インフラの二本柱です。

信越化学は日本株の中で最も優れた財務体質と収益力を持つ企業の一つです。AI需要を追い風に成長が加速しており、長期保有に適した高品質銘柄です。

リスク診断

半導体市場は周期的な調整があり、在庫調整局面ではウェーハ需要が急減する可能性があります。

中国メーカーの塩ビ増産が続いており、PVC事業の価格競争が激化するリスクがあります。

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本ページの情報は投資勧誘を目的とするものではありません。データはスナップショット(固定値)であり現在の市場状況を反映しない場合があります。